ヒプノセラピー(催眠療法・前世療法)&カウンセリング<link rel="canonical" href="http://www.cocokara-happy.com/">

心の座標軸

  ノンフィクション作家の柳田邦男さんの著作
  『言葉の力、生きる力』(新潮社)
  のエピローグにご自身の心の座標軸について
  次のような言葉がありました。

  「私の心には自分の境遇を幸福か不幸かという
   次元で色分けする観念も意識もない。

   あるのは、内面の成熟か未熟かという意識だ。

   そして、内面において様々な未成熟な部分が
   あっても、あせることなく、人生の終点に
   到達する頃に、少しでも成熟度を増していれば
   よしとしよう。」

  確かに幸福か不幸かを決める
  万人にとっての指標などはこの世にはなく、
  あるとすれば私たちひとりひとりの
  ココロのなかにあるのかもしれません。

  しかし柳田さんはそのような色分けをするよりは、
  自身の内面の成熟度として考えることのほうが、
  どれだけ意味があることなのかを示唆してくれています。

  なぜこのように思うにいたったかについては、
  柳田さんの自身の体験に基づいていることが、
  同じくエピローグのなかに触れられています。

  「人はしばしば、喪失体験を不幸という言葉と同義にとらえる。

   だが、私の場合、振り返ってみると、
   少年時代に父を喪い貧困に陥った時でも、
   学生時代に失恋した時でも、
   やがて家庭を持ち息子を喪ったときでも、
   自分の境遇を不幸だと思ったことは一度もなかった。

   幸福とか不幸という言葉を使ったら、
   現実が急に空々しくなるように思えて厭だった。」

  このような考えに至ることは
  なかなか難しいことかもしれませんが、
  まさに考えさせられる柳田さんの言葉だと思います。

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